2001池の平ダートトライアルシリーズ 第3戦

【ゼスト ダートトライアル】

 梅雨の中休みの中開催された第3戦。路面はウエット状態はそんなにはないが、
コンディションはいいとは言い難い。久々にワダチの多い池の平をどうやって攻略するか。
 関東vs.中部のFR対決も見ごたえのある戦いだった。

取材・編集:NAZOtune ※写真をクリックすると大きな写真を見られます。


 
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 今回は関東FR軍団が再び池の平マイスターをギャフンと言わせようと!?遠征してきた。クルマの作りは総じてみな綺麗で出来も◎。その中でも私の選定のベストエンジン賞はこちら。Gクラブ夢屋レビンの前田隆選手。APEXのPOWER FC(フルコン)でコントロールされた4バルブ4A−Gは、トルクフルでよく吹けていました。結果も4位入賞でお見事。
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 こちらはスーパーチャージャー付きのハチロク。福生食販アトムPAOカローラの石井和彦選手。1本目はエンジンの調子が良くなかったのか、コースの下見だったのかパッとしなかったが、2本目見違えるような踏みっぷりでスーパーチャージャーの実力を見せつけて見事3位入賞!
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 そして関東FR軍団のドン、小澤剛選手の駆るナント!シルエイティ!!(180SXにシルビアの顔)。カラーリング等も走り屋チックにまとまって、マフラーも管で抜く!って感じでいい感じ(笑)。2本目ベストを叩き出すも逆転を許し2位。
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 中部FR軍団のリーダー(?)杉浦選手。こちらは正真正銘(?)の180SX。気合いの入りまくった走りと見事なゴール前のドリフトで中部のFRの実力を誇示・・・って言う程のタイム差ではなく、何と0.03秒差の薄氷の勝利。
 でも、FRの人たちみんな仲良しさんでしたね(笑)
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 池の平シリーズA1クラスの常連さん、三宅選手の”マーチR”。2本目熱い走りでタイムアップするもさらに抜かれて3位転落。
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  フレッシュマンとしては異様にレベルの高いA2クラス。JAF戦でも上位にからむ下石選手が今回は自分の車でエントリー。1本目は2番手ながらも2本目何と3秒近くタイムアップして堂々の優勝。車とドライバーの実力を見せつけた。
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 前戦優勝しシリーズリーダーに立っている花住選手。1本目はトップに立つが、2本目下石選手のタイムアップ幅に及ばず2位転落。元全日本車両同志の戦いに敗れプロテックの社長にお灸を据えられていた(笑)。
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 ほぼEPワンメイク状態のA3・2WDクラス。中部では珍しいインテグラR、しかも4ドア。こちらは夫婦でエントリー。写真は奥様(北河選手))。オールスター出場経験者だけあってなかなかの踏みっぷり。旦那様(平山選手)は3位入賞。
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 A3・2WDクラスで勝てそうでず〜っと勝てなかった松井選手が優勝!。初優勝を両ヒートともトップタイムで完全優勝というおまけ付き。やっと吹っ切れたか!?
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 A3・4WDクラス。カム・ガレージ軍団の豊田選手が1本目トップ。しかし、2本目痛恨のパイロンタッチで下位沈没・・・
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 A3・4WDクラスの優勝は前戦で初優勝を飾った山諸選手。「あの人には一度も勝ったことないんですよ〜」と弱気のコメントも走り始めればなかなかの踏みっぷりでベスト奪取。シリーズリーダーに立った。
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改造車クラス、おなじみの子安選手、今一つタイムが伸びず4番手ドマリ。外板はボロいけど車は結構速そうなんですけどね〜。
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いつもはA4クラスで出ている車工房田京さんとこのナンちゃん南園選手。今回はドンの本番車で練習にやってきた。ちょっとパワーをもてあまし気味か?一応2位で表彰。
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改造車クラスの優勝はこのシリーズ常連のインプレッサ、山本選手。両ヒートとも2位を1秒以上引き離すブッチギリの完全勝利。
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出走前に「借金でダートラは絶対にダメだよね〜」と話していた森下選手。トップからコンマ7に7台という接戦を制することができず6番手。シリーズでは2番手に上昇。
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第1戦、第2戦とぶっちぎりで連勝をしていた荒尾選手、今回は振るわず4位止まり。
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 今回は関東からFRクラスを中心に多数のエントリーがあったから遠来賞・・・って訳でもないのですが、参加賞が配られていました。その関東勢記念写真。
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 一方、中部FR軍団へ関東からの差し入れ。関東でしか販売していない清涼飲料水「Dr.Pepper(ドクターペッパー)」。これ、はっきり言ってマズイですが、余りを中部の危険人物が豊橋方面へ箱ごともって帰りました。
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 FRクラスの表彰。優勝は中部の杉浦選手。2位は超僅差で関東の小澤選手。ちょっと中部勢押され気味か?
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 A1クラスの表彰。ストーリアを駆る岡本選手が2位を2秒近くぶっちぎって優勝。2位にはアルトの平田選手。
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 A2クラスの表彰。元全日本車両対決を制したのはカムガレージ下石選手。逆転負けを喫したオートプロテック花住選手が2番手。シリーズは花住が一歩リード。
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 A3・2WDクラスの表彰。優勝は見事初優勝のFASC松井選手。シリーズリーダーを堅守。シリーズ2番手の東選手は2本目リタイアで4番手ドマリ。
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 A3・4WDクラスの表彰。参加台数が少ないので一人だけの表彰。2連勝の山諸選手。相変わらず地味です(笑)。
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 A4クラスの表彰。優勝はエボ3の内藤選手。2位は池の平には珍しい三重県方面、エボ3の大江選手。
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 改造車クラスの表彰。完全優勝の山本選手と今一つ乗り切れなかったか?ナンちゃん南園選手。
危険!

 表彰式中の一こま。速い人、危ない人、ヤバイ人!?
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