■2001池の平シリーズrd.4 シャレットダートトライアル2001 参戦記
2001/07/22

 前回は諸事情により出場できなかった池の平シリーズ、今回は満を持して出場ができる。しかし、これまでの2ヶ月間、クルマにも乗っていなかったし、当然練習もしていない。果たして走ることができるのだろうか・・・心配は募るばかり。しかし、久々に走れるというヨロコビ?なのか、珍しく10日も前に申込書を発送してしまった(笑)。

 今回は、NIFTYのパティオ(って書いても解らない人のほうが多いかな・・・)で知り合った、たっきーさんこと瀧本さんとダブル。たっきーさん、FFカリーナの4AGモデルにアシやらLSDやらを組み込んで峠を走る走り屋さんなのだ。つるむのは嫌いみたいで、ソロでサラッと走って帰るスタイルらしい・・・一度峠で横に乗りましたが、見事なサイドドリ。きっとダートでもやってくれることでしょう(笑)。今回がダートラデビュー戦なんですが、デビュー車がこのFXとは・・・かわいそうに!?

 当日は7時から受け付け開始なので、6時半に稲武の道の駅に待ち合わせ。いつもは寝坊気味の私が、何故か前日が寝つきが非常に悪かったにも関わらず、朝5時に目が覚めてしまったので、いつもは東名阪を使って名古屋市横断するところを下道で向かうことにした。

 日曜早朝の名古屋中心部なんて、誰もいないな〜、その割には信号にかなりひっかかるのがストレスがたまる。栄を越えればもうこっちのもん・・・と名古屋インター方面へ向かう。この時間なら猿投グリーンロードも無料時間帯だ。途中、威勢のいい106RALLYE(プジョー)が目に付いたので、そいつに引っ張ってもらうことに。向こうもこちらを意識してか結構な飛ばし方?こっちはエンジンマウントが直結なので、回転数をセーブしながらの走行だけど、目は半分三角(^-^;;;脇道からCJアスティが顔出してるな〜と思ったら、ポート豊橋の櫻井氏だった。しばらく3台で走行、私は久しぶりのFXを手なづけるため、矢田川沿いの軽いワインディングコースをチョイス、そこで別れた。あとで話を聞いたら、106RALLYEは櫻井氏の連れだった。

 待ち合わせ場所の道の駅についた。丁度6時半。まだ人影もまばらだが、時期が時期だけにオートキャンパーが数台。とりあえずトイレに行って大。数分してたっきー氏から電話。「寝坊して今伊勢神の手前です〜。あと10分チョットで着けると思います。」

 少し時間ができたので、うっかり忘れてきた本番タイヤのエアチェック。計ってみるとこれが4本中2本が1キロしか入っていない!手押しポンプで合計200回以上ポンピング。エアを入れて腕パンパン、今日はハンドル回せるかなぁ?タイヤをクルマに積み直したところでたっきー氏シャコタンカリーナで登場。

 たっきー氏の荷物をFXに積み込んで、カリーナは道の駅に駐車。私の運転で池の平に向かう。本当はたっきー氏に運転してもらってもよかったけど(いくらなんでもぶっつけ本番すぎるので)、そこは私も人の子(爆)、自分の運転の勘も取り戻したかったのだ!

 コースに到着、オフィシャルに挨拶すると、今回もチームパドック制をとっているという。チーム未登録だと言うと「パドックなーし!」と奥のオフィシャルに声を懸けている。ナシはないだろ!と思いながら奥へ降りていくと、そこのオフィシャルがSTARTのパドックに入れと指示。やっぱりここの一団にまとめられてるのね〜(^-^;と思いながら、駐車。

 荷物を降ろして、受付を澄ます。ダブルで参加で私の意向で私が先走者なので、当然ながら私はA2の一番ゼッケン。またいつもみたいに油売ってると出走間際に慌てなきゃいけないので、とりあえず半分だけタイヤ交換を済ますことにした。

 2本だけタイヤ交換して、朝車検OKをもらって、慣熟歩行へ出発!・・・っとコースへ降りたはいいが、肝心のコースを見てくるのを忘れた(爆)そこへ、FASCの一団が現われたので、その後ろを付いて歩くことに決定。こんなことで大丈夫か!?

 今回のコースもまぁほとんどはオーソドックスな形なのだが、一本松だけは右から入っても左から入っても好きなほうでどうぞ!という珍しい設定。慣熟中も「どっちから回る?」なんて会話があちこちで聞かれる。走りやすさでは左回りだが、下り直線が長く取れるのは右回りだとの意見もあり、人それぞれに意見が割れている。私はまずは右回りで様子を見ることにした。

 パドックに帰って残りのタイヤを交換してあとはエア調整をするのみとした。エア調整は走る直前にすることに。マーシャルが走ってからFRクラス。相変わらず最後の2台は速い!ってとこらへんで、出走準備に戻ると、既にオフィシャルが呼びに来ていた・・・

 クルマに乗り込み、出走待ちの列へ。パドックの上段で止められている時に、ふいに便意をもよおした。一瞬走り終るまでガマンしようかとも思ったが、ガマンできないと踏んでそのままトイレに駆け込み速攻で用を済ました・・・間に合ってよかった。

 A2のトップゼッケンである。歩いている時の感じでは路面はいかにも埋めました風で軟らかそうだったけど、並んでいる車中から見るコース上はまだまだキレイなもんだ。

 スタートラインにつく。ふと上を見るとダブルしているたっきーさんがのんびりと観戦してるぞ・・・しまった、下に降りてきてね、って言ってなかったな・・・オフィシャルに呼んでもらおうか・・・まぁいいか・・・と思っているうちに、スタートの旗が振られた。

 スタートは5000rpm程度でミート、1速で引っ張りまくって渋い2速に叩き込んで外周へアプローチ。さすがにしばらく乗ってないので進入に躊躇する。外周を出てたこつぼの進入もやっぱり躊躇・・・思い切って入れないのはやっぱり練習なしだからか。その先、内周に入ってフルターン!で思ったよりインに寄りすぎてスーパーインカット!ちょっと倒れるかと思った・・・

 問題の一本松は左から進入右回りを選択。2速全開で上って行くとプロテックのふさふさ刺激氏が見ている(これは松原実だったことがあとで判明)な〜、なんて視界に入ってきた。コーナーへの進入は思っていたより勢いがなかった・・・途中1速に入れてサイドに手をかけながら全開で下りおり、外周からゴール前のターンでゴール。

 まぁ、スーパーインカットのせいでタイムは出てないだろうけど、とりあえずベストタイム(笑)

 一方、ダブルのたっきー氏、ゴールしたらちゃんと下に降りてきてた。シートの位置合わせしてベルトの使い方を教えて送り出す(たっきー氏のカリーナにはシンプソンのカムリリース、しかも3インチ幅!のやつが付いているのだ。私のクルマのいかに貧素なことか・・・)

 走り自体は特にびびった風もあるはずもなく、それなりに走っている。やっぱり走り屋さんは一味違う?結果、順位は私と並び(私の一位下)でした。この時点で、ちょっと焦りました(笑)。

 無事に1本目が終り、お昼の慣熟へ。スーパーインカットしたところを見ると、タイヤの跡は1本しかついていない。そんなところを通ったのは1台だけなので当然である。2本目開始が近づくと色んな人が遊びに来ている。FX

 2本目。実は久しぶりに緊張してドキドキしていた。何とかまともなタイムを出したい・・・と思ったからか、1本目まともに走ってないからか?どっちにしろ2本目イッパツでタイムを出さないと・・・ってドキドキ。

 スタートラインについてもドキドキ。肩に力が入っているのが解ったのでちょっと力抜きつつも、最初のコーナーを見つめる。あそこに吸い込まれるように・・・とスタートの旗が振られた。

 スタート自体は1本目と同じ。外周への進入も思いっきり!たこつぼへの進入も思いっきり!内周入ってフルターンはちょっと大回り(>_<)、一本松は余裕なかった割にちょっと抑えすぎたなぁ・・・下り2速全開、がんばれるとこまでがんばってブレーキング、左へ曲がるがちょっと突っ込みすぎた〜〜〜とそのままのリズムで外周へアプローチ・・・

 最後のターンを中途半端にこなしてゴール。1本目よりはタイム出てるだろう・・・ぐらいにしか思わず、そのままクルマをたっきー氏に渡してパドックへ。

 すると、遊びに来ていた三枝君に「いい走りしてた」って誉められちゃった(^-^)。走り終った時点では2番手だったらしい。けど、そこはトップバッター、結局抜きに抜かれて7番手。まぁこんなもんだろう。あのクルマと私の腕では。

 ダブルのたっきー氏も4秒ほどタイムアップ、最下位にはならなかったが、もう少し上には行きたかったようで、しかし当日いきなり乗ったという条件を考えると半分納得、だけど悔しい・・・と複雑な心境のようでしたが、ハマりそうです(笑)これでダートラ人口一人増えた!?

 帰り道。道の駅でたっきー氏と別れ、体力に限界を感じた私はどんぐりの湯で一休み。最近持病?になっている頭痛もズキズキしだしたので、頭痛薬を服用してかなりゆっくり休んでから帰途につきました。日が落ちてからのほうがエアコンなしには快適だし。とりあえず、無事に帰る事ができました。

 池の平シリーズ、残りあと2戦。まだまだ幻のシリーズポイントを積み重ねるぞ!!


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