■'98中部東海シリーズ第1戦 参戦記

 なぞにとっての98年ダートラシーズンがいよいよ開幕した。が、しかし…話は前日にさかのぼる。

1.前準備
 イベントの前の日、本番用タイヤを4本組んで、ミッションオイル、エンジンオイルを交換。久々のタイヤ組み替えは結構な重労働であった。直前のメンテナンスはまぁこんなもんでしょう。
 しかし、その後がいけない。飯でも食いに行こうか、という話で、友人たちと食事に行ったのはいいのだが、そこで話しはずんで生ビール(中)を4杯。その勢いで、スナックへGo!結局1時半まで飲んでいた。
 このままでは、イベント会場に辿り着けないと思った私は、直接会場へ向かうことにした。幸い、本番用タイヤは積んである。しかし!受理書が家に置いてあるのを思い出し、仕方なく(?)家に帰ることに。
 次の瞬間、EPのバケットの中で目が覚めた。知らないうちに自分の駐車場に帰っている。時刻は…4時半!家を出ようと思っていた時間だ!そそくさと受理書をとって出発する。会場に着いたのは6時半過ぎ。予定通り。だが、体調はすこぶる悪い。頭は痛いし、体はだるい…こんなんで走れるんやろうか?
 ひーひー言いながら、受付をして慣熟歩行へいく。歩いている途中、散々「酒クサイ」と言われた。よっぽど臭うらしい…慣熟歩行が終わったら、またも息も絶え絶えにタイヤ交換。何とタイヤの重いことか!!!

2.1本目
 今回、ゼッケンは31番。A3の頭の方だ。しばらくA2クラスを見てから、出走準備。一応、体をほぐしてシートに収まる。グローブをし、シートベルトをし、メットをかぶる。大きく深呼吸をしながら、軽くイメージトレーニング。そんなことをしながら出走待ちの列へ。
 スターターが自分を呼んでいる。そして、1本目スタート。ちょっとハンドルこじり気味の走りながら全開&早めのシフトアップ、そして横Gの制御を心がける。が、1個所フルターンで、進入がフェイントになってしまい、それだけならいいのだが、回りすぎて土手に少し乗り上げて止まってしまった。仲間からは「4駆に乗りすぎ!」って声が挙がっていたという。その後、一本松への上りでもビビってアクセル抜くし、と失敗は数え上げたらきりがなかった。結果、トップから4.5秒落ちの11位。
 お昼の慣熟。路面の変化を中心にチェックする。みんながこじるところは、結構掘れている。が、路面を見て走ればタイムアップ可能と判断。1周ちょっと歩いてタイムオーバー。

3.2本目
 弁当を受け取り、お食事タイム。ゆっくり飯を食べていたら、そろそろ準備しなきゃ、ってゼッケンが走っている。そう思って、車の所まで行ったら、自分の前ゼッケンがもう並んでいて、僕の車をオフィシャルが見て、ドライバーを捜しているではないか!
 おお慌てで車に乗り込み、出走待ちの列へ並ぶ。並んでから、グローブ、シートベルト、ヘルメットを装着。バタバタしているうちに、自分の番になってしまった!
 スターターが旗を振る。が、事前のバタバタした精神状態からか、あまりアクセルを踏み切れず。結局、1本目の0.5秒アップ、12位に終わった…寒い結果だ…

4.今回の反省
 事前のコンディション調整は、ちゃんとしましょう。間違っても僕みたいに酒に弱いのに、飲みに行ってしまうことのないように…でも、イベントから帰って、また飲みに行ってしまったんだよなぁ〜。


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