■'99 D地区戦第7戦 イースダートトライアル

 JAF中部ダートトライアル選手権第7戦が、8月8日、池の平ワンダーランドで行われた。シリーズも終盤になり、同所で開催された第6戦で優勝した自分としては、何としてももう一勝したい所だった。

 天気は晴れ。深い青空と真っ白な雲がとてもキレイだった。路面の方はしばらく雨が降っていないせいか、非常に堅い路面となっており、その上にさらさらの細かい砂が乗った状況だった。
 1トライ目、自分は路面が堅いことを理由にRX−01D(FK、硬質路面用)を選択。しかし、思ったより砂が掃けないらしく、FK勢ではRX−02C(軟質路面・砂利用)に履き替える人も出てきた。BSはRE370R、DLはSP72Rが多かった。そんななか、かなり迷ったがやっぱり01Dを選択。また、自分が巻き上げた砂で視界がゼロになってしまう選手も多かった。(それでコースアウト・リタイアした選手も居た。)
 自分のスタートの番が近づき、「自分のフツーの走りをするんだ」と言い聞かせてスタートラインに付いた。スタートの旗が振られた。どーも練習不足が祟ったのか、スピードについていけないらしくコーナーを真っ直ぐ突っ込んでしまう。結果、まともにコーナリングできず、脱出速度が遅くなる・・・悪循環である。しまいには、ラインを外して莫大な砂埃を巻き上げ、その為に視界を失ってしまいアクセルを抜く始末。そんな感じでトップから1秒半程度の5位(6台中)。
 2トライ目、慣熟で路面をチェックしてみても、これまでの池の平からは考えられないほどキレイな路面。相変わらず思ったほど砂は掃けていない。が、1トライ目よりは少なくなっている。運転の面でも色々ありがたい指摘を受けたので、ありがたく承りつつスタートラインについた。旗が振られた。結構一生懸命踏んだつもりだった。ただ、1本松でブレーキの失敗からリズムを乱し、カッコ悪いコーナリングとなってしまったこと、ゴール前で大きな失敗をしてしまったことから秒単位で落としてしまった。ゴール前は、外周から鋭角ターンへ入る所で、クルマの姿勢は良かったもののオーバースピード(とは気付かず)で入ってしまい、ギャップに引っかかって2輪走行、あわや転倒・・・でこらえているうちにターンするパイロンはどんどん離れて行き、着地した頃にはフカフカの中。こんなことしてるようじゃ、勝てる訳ありません。

 「コケなくて良かった。」「次頑張ればいいよ。」とも言えるけど、もうシリーズも終盤なので、次があるさ・・・とも言っていられないのだ。でも、そう言うしかないか。


戻るのよ ホーム