CAナウ! '04年3月20日号('05年12月21日発行(爆))

とりあえずだいたい走れることはわかった。
地区戦の第1戦をこのクルマのデビューウインで飾り、来週は全日本!
というわけで、おもりとして積んでいた助手席のレカロのリクライニングシートを下ろして本格的におもりを積むことに。

というわけで、
  1. 搭載するエンジンが元々のものとは違うときは、エンジンが載っていた車両のノーマルの車両重量もしくは使用する車両のノーマルの車両重量のいずれかの重いほうの重量を基準にする。
  2. スピードSC車両は上記基準から50kg軽くすることが許される
という感じ(記憶で書いてるので誤りがあるかも)の規則に従って重量を調整する必要がある。

レッドインパクト号はCA4AミラージュにCD5Aランサーのエンジンを積んだものなので・・・

車両 車両重量
CA4A ミラージュ 980kg
CD5A ランサー 1,120kg


というわけで、まず基準となる重量は1,120kg。
こいつから50kg軽くしてよくて、ガソリンが空の状態を基準にするので、

  1,120(kg) - 50(kg) - 50(l・・・燃料タンク容量) * 0.74(kg/l・・・ガソリンの比重) = 1,033kg

ガソリンが空の状態で1033kgにすればいいということになる(いかなる状態においてもこの重量より重くなければならない)。

ところが、レッドインパクト号、うちに来た素の状態(軽量パーツ一切なし)で助手席まで外したら1,000kgぐらいとすでに重量が軽すぎた。そこからロールバー追加したりしたけどこれが思ったほど重くならなかったのだ(>_<)

そこで、スポーツショップヤマダさんに相談して、おもりを作ってもらい、どうせ積むならばしっかりコーナーウエイトを合わせましょう!ということになり、作業をお願いしました。



全景
ガレージに入れてもらい、コーナーウエイトゲージをセッティング。もちろんドライバー込みで量るというので、私はずっと運転席に居ました。途中、お腹の調子が悪くなり「ダメ!」と言われてもガマンは出来ぬ!と多少の軽量化を計ってしまったが・・・問題ないでしょう!
ゲージ
調整結果がこちら。20kg超の鉄のおもりとエボ2の鋳鉄ロアアームで、何とか基準値ギリギリになった。


Left Right 軸重
Front 349.5kg 343.5kg 693.0kg(67%)
Rear 175.0kg 171.0kg 346.0kg(33%)
合計 1,039kg

というわけで、一覧はこの通り。重量配分としては前:後=67:33ぐらいで若干フロントヘヴィではあるけど、FF車ならこんなもん?対角の重量配分もほぼ左右均等に合わせてもらえました。リアのバネが等しく巻いてないせいか、少し調整には苦労されていましたが流石です。

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