上海出張行ってきた その6

 まだまだ続きます。やっと一日目の昼です・・・
 というわけで、工場で出稼ぎ現金の受け渡しを済ませてから、お昼ご飯へ向かった。とりあえずこぎれいなカフェみたいなところへ。ここは同行のシャチョーさん曰く「日本人でも食べられるものがある」とのこと。とりあえずお任せで一緒のもの頼んだら出てきたのは焼肉定食がひとつの皿に乗ったようなもの。焼肉ディッシュとでも言うべきか?ちょっと洋風な食べ物だ。運転手のマオ君(と呼んでいたが本当はどういう発音か知らない)は何か悩んで頼んでいたがドリアが出てきた。あっちのほうがよかったなー(笑)。待ってる間、マオ君は自動車雑誌を持ってきて読み始めた。日本で言う「特選外車情報」みたいな雑誌だ。表紙にはBMWとBENZがどどーんと。当然表紙に書いてある文字は全て中国語なので、何が書いてあるのかわからない。マオ君は日本語をしゃべれないので、通訳をしている女の子になんて書いてあるのか聞いてみたら、中国語であーだこーだやりとりして出てきた言葉が「中国語ではわかるけど、日本語でなんていったらいいか解らない」!!まぁ、本職の通訳でないし自動車に通じているわけでもないので仕方ないか~。ちなみに漢字の字ずらからこっちが想像した意味を聞いてみたが違うといわれた。
 昼食を終わってからシャチョーのアパートへ。お仕事の打ち合わせだそうだ。私はやることがないのでとりあえず付いて行くだけ。普通にその辺に建っているおそらくちょっと高級なほうのマンション。駐車場の出入り口に守衛がいたもんな。
 部屋は通常土足で上がるような作りだが、とりあえずスリッパに履き替えて生活することになっていた。今まで誰も居なかったにしても寒い部屋。これが驚いたことに暖房器具が電気によるヒーター・エアコンしかないのだ。その辺では石油ストーブは手に入らないらしい。これがまた何とも暖まらない!サム~と思いながら打ち合わせを横で聞いていた。そういえば部屋の中が妙に砂っぽい。もちろん窓はしっかり閉まってるのに。ちょっとほっとくとすぐ砂だらけになるようなことを言っていた。サッシの作りが悪いのもあるだろうし、黄砂の生産国だけに元々砂っぽいのかもしれない。

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