BICC Rally of Tsumagoi 2014 参戦記 ～その３セクション１
一号車スタートから一時間ほどしてからパルクフェルメに向かう。ラリーは東日本選手権から順に出走しておりパルクフェルメに残るクルマも少なくなっていた。出走順はラス前52号車。スタートはセレモニアルスタート。もちろん初めての体験！インタビューに対して「ラリー初めてなんで無事完走！が目標です！」と答えてスタート！！
まずはSS1へ。今度はコドラの夏目くん間違えませんでしたよ！SS1入り口に着くと出走を待つクルーが列を作ってます。私がエントリーしたのは選手権のかかっていない2WDの排気量1600cc以下のクラスで同クラスは3台。石川♂・渡邉♀組のレビン、私達、川崎親子（親子ってのは後で知った）のヴィッツ。待っている間にどもども～ってご挨拶していたら、石川・渡邉・川崎Jr.は平成元年式だといわれてかなりなショックを受けた・・・いやいや、若い力は大事にしなきゃ！！がんばれよ～・・・なんて言っていられなくなるのはすぐだった。
SS1仁田沢バラギのスタート。前走の石川・渡邉組レビンがスタートするのを後ろから見ていたら、何とアクセル踏んで後ろへ下がってくるではないか！選手権も合わせて前に50台も走っているので路面はテカテカだろう・・・と思っていたがこれほどとは！
人のふり見て我がふり・・・とばかり、ラインをずらしてスタートラインにつけて、初めてのSSスタート。途中にインプレッサが止まってるから注意してね、と情報をくれたが気をつけられるか？？
スタートはそ～っと・・・したが本当に前に進まない！びっくりすぐほど進まない！進まないうえに曲がらない！曲がったと思ったら進まない！進まないうえにアンダーガード擦りまくって前に進まない。挙句の果てにはレッキ後追加されたシケインがどこかわからず、何となくシケインの脇を通ったような？？？その後明るくなったと思ったらいきなり鈴なりのギャラリー！びっくりして何もできなかった・・・しかし、こんな路面コレ以上どうやって走るんだろう？というか、走っているうちに入らない気がする。
マジどうやって走ればいいんだ？との疑問を持ちつつSS2へ向かう。SS2パノラマラインRはこのラリー最長のSSの逆走で2番目に長いSS。果たしてアクセルちゃんと踏めるのか！？とスタート。今日はじめて作ってはじめてのペースノートを聞きながら何となくイメージができるような気になってきて、路面もSS1よりはいくらか走りやすい感じ。前半の高速区間はがんばって踏もうとしてみましたが、アップダウンがあり前が見えないことからビビって踏み切れず。とはいってもGPSロガーでは124kmを記録。今までこんなスピード雪道で出したこと無い(@_@)ところがその後の中速区間で調子こいて走っていたらスピンしてインに刺さって一瞬だけどほぼストップでタイムロス。しかしすぐ走りだして無事？ゴール。
次のSSへ向かうリエゾンで一箇所ミスコースしかけたところを、後ろから来た川崎親子組ヴィッツが違う道へ曲がっていったのをミラーで見て気付き、オンコースへ戻り事なきを得た・・・
続いてSS3大前須坂。ここは低速～中速のコーナーが主体のSS・・・なんてことは後からわかったことで、一応レッキはしたけれど、いつ走ったどこがどれだかまだ解っていない状態でのトライ。コドラ夏目くんとのコンビネーションも徐々によくなってきた。
コンビネーションも徐々によくなってまぁまぁ踏めるぞ！と調子こいて踏んでいったらスピンしてイン側に刺さって動けなくなった。今度は本当に動けなくなってしまったので、コドラ夏目くんは三停板と赤色灯をもって後続車に知らせに。自分はこれはどうすれば・・・？ともがいていたら何とかフロントが抜けた！はいいけど後ろ向きだけど。
というところに後続車の川崎組ヴィッツがやってきた。何とか通過してもらって、さてどうしよう？SS逆走は禁止らしいので、とりあえずそのままバックで前進？。どこまで行ったらUターンできるかな？とバックで走る。コドラ夏目くんは延々上り坂をなぜか走ってクルマを追いかけてくる。その後ろをスイーパーが追いかけてくる！これが伝説の黒ウサギと呼ばれた正体らしい・・・
延々バックのまま上ってやっとUターンできる！ってところに出たら、何と全日本ダートラトップドライバー佐藤選手のランサーがバリケード蹴飛ばした状態で止まってる・・・
何とかゴールするものの最長不倒記録を樹立！
セクション１最後のSSはSS1と同じ場所。いい加減疲れてきたところへきて、ワダチも深く路面も更に磨きがかかって、もう何してるかわからない状態でゴール。やっと終わった・・・といった感じ。
パルクフェルメにクルマを入れてホテルに戻って一休み。カーマジックOZ星野組の皆さんと１時ほどまで軽く飲んで就寝。SSたった4本だけどマジ疲れた。
つづく・・・
