BICC Rally of Tsumagoi 2014 参戦記～その３セクション２

　日は明けてデイ２は午前がセクション２、午後がセクション３。それぞれSSが4本ずつ。何とか完走したい！！
セクション１の結果を受けて、出走順が組み替えられてラストの出走となった。昨日刺さって後走の川崎親子組に迷惑かけたからなぁ。これで迷惑をかけることはない！一方、セクション１のSSのタイムを見ると、刺さってなくても石川・渡邉組のレビンに15秒～30秒も負けてるやんか！キロ3秒以上ってことは全日本ダートラの門前で工藤店長に4秒負けて2位以上の衝撃！一体どうやって走ってるんだ？確かに「彼は結構速いよ！」とは聞いていたけど・・・（これを書いているラリー終わって一週間以上たった今日、全日本ラリーでもランキング6位だと知った！）
　時間になりパルクフェルメへ入り暖機運転開始。と同時に石川レビンの最低地上高をチェックすると何とうちのミラージュのほうが5cm近く低い！こりゃ底を擦りまくるわけだ。一方、石川レビンはレッキでスタックしたせいで車高を上げたとのこと。しまったなぁ・・・自分も上げるべきだった！しかし、デイ２最初のサービスは２０分しかないとのことで車高調整はあきらめ。でもまぁ自分達がタイム出せないのはそのせいということにしといた。（運転手の悪いところもだいたい見当ついてきたけどね）
　サービスを出てガスコンで給油後、SS5干俣バラギへ向かうとすでに皆さん列をなしていた。このSSは今回初めて使うらしい。が、自分は全部初めてだからな～。

　SSスタート前、インフォメーションありますか～？ってコドラ夏目くんが聞いたら、よく滑るから気を付けて！って・・・そりゃ滑るだろうなぁ。しかもアスファルトとミックス路面。
　スタートすぐはアスファルトでそれなりにグリップしていたが、コーナー抜けて路面が白くなったら氷が融けているようなこれまたよく滑る路面に加え、上りのつづら折れという難しさ。それでも一生懸命ハンドル回していたら、何と今日から前走になった川崎親子組ヴィッツに追いついてしまった。刺さったか何かしたな？
　しばらくパスできる場所がなく後ろをついて走ることになってしまった！でも元をたどればSS3で最長不倒タイムを出したせいだから自業自得。

　続いてSS6大前須坂。ここは昨晩スピンして刺さったコース。気温が上がったせいもあって結構アスファルトが出てる。なけなしのラリースタッドレスがぁ・・・なんて言っていないで、ここまで来たら一本でも、いや、一本だけでいい！石川・渡邉組レビンに勝ちたい！タイヤを顧みず攻めることに。中に一台居るから気を付けて・・・って、どこに居るのかすらわからないのに気をつけようが・・・。
　途中、黄色いGC8インプレッサがスタックしていて減速を最低限に避けようとしたら、ミラージュがだんだんインプレッサに寄っていってあわや！と言った感じで声が出てしまったが何とか当たらずに済んでホッ。他にもカメラマンがいっぱいいて（プロカメラマンによる講習の人たちもいたらしい）そんな時に限ってドアンダーでアウトの壁にまっしぐらでカッコ悪い(-_-;
　そして、今回も途中でヴィッツに追いついてしまった！今回は比較的すぐパッシングポイントがあったのでまたパスさせてもらって。下りを攻めた先はギャラリーコーナーだったけど、まぁまぁかな・・・。

　ゴールしてみたら、何と！石川・渡邉組レビンに15秒も勝ってる！！やっと勝った！！嬉しい～♪やっぱり競技だから勝たないとね！この気持ちのまま次のSSへ。

　SS7は高速ロングディスタンスのパノラマラインL。リエゾン移動しながら気がついた。今日は最終走者なので一番最後に道を走っているにもかかわらず、リエゾンですらガードを擦ったまま走ってる。てことは、参加車中いちばん最低地上高が低い車がうちのクルマなのでは？こんだけ擦るんだからワダチ外したほうがいいよね～、ってワダチから抜けて走ってみたら、コレはいいかも！って調子のってたらあわやスタックしそうに。危ない危ない・・・
　さて、スタート。ここまできたら行けるとこまで行ってやる・・・と、わだちを若干外してタイヤに雪を噛ます作戦を結決行することにした。これがやはりクルマがすごく前に出る！！よっしゃぁ～と踏んでいったのも束の間、引っかかったか？弾かれたか？でそれほどコーナーらしくないところでスピン、完全にカメに。あっちゃー、やってもーた・・・　運転席側は全くドア開かずなので、まずはコドラ夏目くんが例によって三停板を持って外へ出て後走車に・・・って、後走は居ないんだった。で、スイーパーに知らせて。
　スイーパーなどオフシャルによる救出は10分のペナルティー頂く代わりに1回まで許されるというこのラリーのローカルルール（ちなみに2回でリタイア）。そのルールを適用することになってしまった。通称10分友の会に入会の資格を得ることに。
　スイーパーはフォレスターのラリー車？で、それに引っ張りだしてもらったら、比較的あっさり出られたんだけど、信じられんことにそのスイーパーがこんどスタック！何とかもがいているうちに動くことができたので、こちらもSSゴールへ向けて。「ムリしないように」と言われたので程々のペースで。

　ゴールでは選ばれし者にしかもらえないプレミアムステッカーを頂きました(^^;

　セクション２最後のSSはパルコール嬬恋のスキー場の駐車場特設SS。レッキ時は完全にダートラだなー、と思っていたが着いてみるとスタートだけ雪がある感じ。2WDは2本積むスペアタイヤをラリータイヤにしておいて、このSS前でタイヤ交換という選択肢もあったのだが、誰も変えるそぶりがない。んじゃ、オレもそれで。というかタイヤ交換めんどくさい（笑）
　ここは約700mと距離も短く有視界走行で。なんとなく。